ごあいさつ

現在、若者をとりまく就職環境は厳しさを増しています。

学校を出たものの、競争社会の中で就活がうまくいかずに自信をなくしたり、就職はしたが、非正規のため、不安定な身分に無理な働き方をして体調を崩したり、正規職員になっても心身共に病んでしまうような環境があり、若者が社会の一員として歩いていくにはあまりにも過酷な現実があります。

特に不登校を経験した子どもたちにとっては、なお一層深刻な状況にあります。社会に出る術をもたないまま『学校を卒業』し、そのまま家にいる状態の若者がたくさんいます。最近は長期化し高齢化の傾向が当事者やその家族にとって大きな不安となっています。

私たちは家族の気持ちを支援することからはじめます。この会は自分自身も子どもの不登校、ひきこもりを経験してきた親が中心になって発足した会です。私たちは親自身も苦しみや悩みをかかえてきましたが、その苦しい気持ちを吐き出し、互いに学び支え合う仲間がいたことで、子どもの気持ちを大切にしながら寄り添い乗り越えていこうと思う事ができました。時間がかかることもあるので、一人(家族)だけで抱えるのはつらい時もあるでしょう。

外の世界との関わりをさけている青年たちにとって、家族の変化というものが小さな変化を起こすきっかけになることがあります。
そっと踏み出した勇気の一歩を受け止める場所になりたいと願い、活動していきます。
「不登校を経験した子をもった私たちだからこそ、当事者や親の苦しみに寄り添い、互いに支え合って生きていく安心な場所を作り、共に考え、模索していけるのではないか」と考えています。